富山県リハビリテーション病院・こども支援センター

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富山リハビリテーション病院・こども支援センター

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病院長挨拶

病院長

新病院・こども支援センターの開院

 当院は平成28年1月1日富山県リハビリテーション病院・こども支援センターとして新たに開院しました。これまでの富山県高志リハビリテーション病院、高志通園センター、富山県高志学園が統合し幼児から高齢者までライフステージに応じて障害、疾病の医療、福祉サービスの提供を一つの施設として開始しました。所在地はこれまで通りですが、古い病院の建物は丈夫な構造のためそのまま改装し、同じ敷地内の高志ワークホーム、高志ワークセンターが移転します。取り壊しの後、新病院の正面になる駐車場を作り平成29年4月にグランドオープンを予定しています。この間工事作業のためご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。

 さて、当院(県リハ・こどもセンターと略す)の役割、提供できる医療、福祉サービスについてご案内したいと思います。

1.回復期リハビリテーションの提供

 私たちが行っているリハビリテーションの最大の特徴は、急性期の病院と連携して出来るだけ早く高度、専門的、集中的な「回復期リハビリテーション」を開始することです。当院には回復期リハビリテーション専門の病棟が2棟、計100床あります。運動や言葉、認知などの機能の回復と身の回り動作の再獲得、在宅で過ごすための住宅評価も含め日常生活のためのプロブラムを実施しています。担当するスタッフ数はリハビリ医3名、理学療法士27名、作業療法士21名、言語聴覚士10名、訪問理学療法士1名で(平成28年1月現在)、行っています。集中的リハビリテーションによってできるだけ早く在宅、住み慣れた地域に戻るための支援に力を入れています。
 このために365日リハビリを行い、1日6単位以上の確保も実施段階に入ってきました。また、研修専任の人材を確保し、教育、研修機能の拡充、先端リハビリ課を設置し、歩行支援ロボット、最新型の上肢、下肢用HALの導入、新病院の訓練室に導入された30mの「天井懸垂方式による転倒しない歩行訓練機」などを用いて研究を行い、臨床応用に向けた新たな活動を開始しています。

病院長

2.一般病床の活用

 当院の一般病床は50床であり、脳卒中、大腿骨頸部骨折のほか神経難病の入院治療も行っています。特に他の病院、施設では受け入れ困難な患者さんを断ることなく引き受けています。リハビリを中心に治療し、在宅に向けた福祉サービスや訪問看護、訪問リハビリにつなげ、できるだけ早く住み慣れた地域に戻れるように多職種によるチーム医療、サービスを行っています。
 また、内科の分野でも消化器疾患、嚥下障害(飲み込み)リハビリ、糖尿病、肺炎なども治療しています。神経内科分野では片麻痺後の症状改善を目的に経頭蓋磁気刺激療法、痙縮に対するボトックス療法、パーキンソン病の治療にも力を入れています。
 平成27年の4月からは1.5次救急を充実させ、四肢の骨折、痛みで動けない患者さんの搬送も増えてきました。県リハ・こどもセンターとなって整形外科医が3名、小児整形外科医が2名体制で手足の外傷にいつでも対応できるようになってきました。 また、リウマチ外来を2名の医師で行っています。いづれも外来診療のほか、入院や手術的治療も積極的に行っています。
 1月からは歯科診療を常勤医が毎日行っており、特に障害児歯科治療が可能となり、これまでより利便性が向上し、入院患者さんの口腔ケア、摂食嚥下の治療の充実にも取り組んでいます。

3.こども支援センターの役割

 外来では幼児の四肢の障害、発達障害、難聴児の訓練を通院リハビリの形で行っています。難聴児については生後早い時期から訓練を開始、人工内耳手術のあとの調整・評価について富山県内はもとより近隣の地域も含めて拠点施設としての充実を図っています。幼児てんかん外来もさらに強化に取り組んでいます。成長に伴って生じる登校拒否、拒食症などにも対応し、児童精神科医の診察による「子供の心外来」を1年前から開始しています。
 入所は新施設で充実した療育環境を確保し、重症児への施設対応を済ませています。短期入所、親子入園室も設けて在宅での生活をスムーズに行うための支援も積極的に行いたいと思います。小児整形外科医2名による手術は県内唯一実施し、療育拠点施設となっています。

 わたしたちは、新しい施設として「誰もが、その人らしく暮らせる共生社会を目指し、障害児・者の自立と社会参加に向けて、総合的なリハビリテーションを推進し、地域社会に貢献します」を理念として5つの基本方針を推進します。

  1. 安全で安心できるサービスの提供
  2. 高度・専門的なリハビリ医療や福祉と連携した総合的なリハビリテーションの推進
  3. 地域包括ケアに貢献する地域リハビリテーションの推進
  4. 人材の育成と働きやすい環境の整備
  5. 効率的な運営と経営基盤の強化

 幼児から高齢者まで幅広いライフステージでのニーズにお応えできる、質の高い病院・こどもセンターになるよう努力していきたいと思います。

平成28年1月1日
病院長 橋本 二美男

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