富山県リハビリテーション病院・こども支援センター

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小児整形外科

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小児整形外科からのお願い

 医者は病気を治せません。病気は子供の発育の力でなおります。
 小児の病気は、家族(ご両親)と医者の協力がなければ治すことはできません。
 私たちも頑張りますが、子供さんを育てているご家族のご協力を求めています。

<主な担当疾患>

  先天性股関節脱臼、筋性斜頚、先天性内反足、内転足、O脚、X脚、多指症、合指、ペルテス病、単純性股関節炎、大腿骨頭すべり症、骨腫瘍、骨痙性不全症などの骨系統疾患、いわゆる成長痛、内旋歩行(内股歩き)、小児骨折、脳性麻痺、脊椎側弯症など



<小児整形外科の受診・相談を希望される患者さんへ>
 お問合せ:076-438-2233(代表) ※受付時間 8:30~17:00(土日祝日、年末年始を除く)

外来担当医表

 
午前 峰松 森下 峰松 野村 峰松
森下 森下 森下
午後 森下 第1・2・4
森下

<手術日>

 毎週火曜日の午後が小児整形外科の手術日となっています。

<各種疾患について豆知識>

先天性股関節脱臼

最近は発生率が減っていますが、そのため関心も薄くなり、見逃され、1歳過ぎてから跛行(びっこ)などで発見されることがあり、注意が必要です。エコー(超音波)診断を行っており、極力レントゲン被爆を少なくする努力をしています。診断された場合にはリーメンビューゲル(一種のバンド)を赤ちゃんにつけることで自然に脱臼が整復されます。これを正しくつけることが大事です。正しいつけ方を医師が説明しますから、従ってください。大体9割の子供が整復されますが、うまくいかない場合には入院の上、牽引治療(オーバーヘッド牽引法)を行います。これで整復される子供は約6割です。どうしても整復できない場合には、手術で整復しなければなりません。

  • レントゲン写真
  • レントゲン写真

女子。右先天性股関節脱臼。4ヶ月時(左写真)リーメンビューゲルで治療。11歳時(右写真)、症状なし。

先天性内反足

 生まれつき足が内側に向いている変形で、最も治療が難しい疾患の1つです。新生児期より乳児期にかけて根気よく、愛護的に、ギプスで矯正を行います。ギプス矯正を行うのですが、途中にアキレス腱の皮下切腱術を行うことがあります。アキレス腱を切っても3週間でつながりますので機能低下は起きません。また、変形が強い場合は、矯正手術が行われますが、ここ5年間は矯正手術をしなくても良いケースがほとんどです。きちんと歩けるように治しましょう。

  • 先天性内反足
  • 先天性内反足

両内反足。男子。生後8日からギプス矯正開始(左)。1歳9ヶ月時(右)、普通に歩いています。

ペルテス病

 大腿骨の付け根の大腿骨骨頭が壊死になる子供の病気です。ペルテスという人が発見したのでこの名前がついています。3歳から10歳までに発症することが多く、男子に多い病気です。治るまで何年も治療が必要となります。壊死が狭い範囲の場合には装具で、広い場合には手術で治療します。外来通院で治療する場合がありますが、多くは当院に隣接する高志学園に入園してもらい、併設する学校に通いながら治療を行います。

  • レントゲン写真
  • レントゲン写真

右ペルテス病。4歳時(左写真)に装具で治療。6年後(右写真)の治った状態です。

側弯症

 背骨が曲がってくる病気です。思春期の女子に多く発生します。軽い場合は側弯体操をしてもらいますが、悪化するようなら装具(体幹装具)で治療します。現在、当院ではボストン装具でよい結果が得られています。

筋性斜頚

 生後1週間から3週間で顔が一方しか向けないことで発見されることが多く、首の前にある胸鎖乳突筋のなかにグリグリ(肉芽組織の塊)ができるために起きます。95%は自然に治りますので、マッサージなどはしてはいけません。その他、いろいろな注意を守って赤ちゃんを育ててください。また、専門医が「治りました」と言うまで定期的に診察を受けるようにしましょう。1歳半になっても治らない場合には、簡単な手術で治ります。

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