富山県リハビリテーション病院・こども支援センター

076-438-2233

  • 文字サイズ

富山リハビリテーション病院・こども支援センター

富山県リハビリテーション病院こども支援センター

ナビボタン

義肢装具(シーティングクリニック)

シーティング・クリニックって、なに?

 生活の中で車椅子などを使用している人にとって、快適に座ること(シーティング)は大変重要です。歩いているとき靴が合わないとすごく不自由ですね。それと同じで車椅子・座位保持装置などを使用している人にとって車椅子、椅子は自分に合ったものを使用することが、生活を豊かにする第一歩と言えます。
  シーティング・クリニックは「座ることの医療」です。座ることを医学的な観点から観察、判断して、その人その人にとって安楽で、かつ身体にもよい座り方をアドバイスし、それに沿った車椅子を提供する外来です。

シーティング・クリニックは何時しているのですか?

 当クリニックは完全予約制です。当院外来(小児整形外科またはリハビリテーション科)に予約してください。第1金曜日(午前)に行っています。

シーティング・クリニックでは誰が診てくれるのですか?

 リハビリテーション医師、担当理学療法士、当院の臨床工学士などのスタッフだけではなく、車椅子作製業者など関係者が相談にのります。そして本人・ご家族も交えてより良いものを追求していきます。

シーティング・クリニックの費用は?

 費用は外来受診料とレントゲンなどその時に必要な検査料です。すべて健康保険の範囲内で行います。
 車椅子などの福祉機器の費用(自己負担額)は、制度により異なりますので、ご相談ください。

シーティング・クリニックの相談内容にはどんなものがあるのですか?

  • 車椅子の相談
    • 「車椅子を作るように勧められましたが、自分にはどんな車椅子が合っていますか」
    • 「今使っている車椅子の具合が悪い。改善方法はありますか」
    • 「お尻に床ずれ(褥瘡)が出来た」
  • 電動車椅子の相談
    • 「職場で電動車椅子を使いたいが、どんなものがよいですか」
    • 「小回りのきく電動車椅子が欲しい」
  • 座位保持装置の相談
    • 「全身の反り返りが強く、普通の車椅子ではずり落ちるので、よいものはありませんか」
  • クッションに関する相談
    • 「車椅子に座っていて褥瘡ができた。治したい。」
    • 「再発を予防するにはどうしたらいいですか」
  • その他
    • 「両足の麻痺がありますが、立って歩かせたい。何かよいものはありませんか」

シーティング・クリニックではどんなことをするのですか?

  1. 相談内容の聞き取り:担当医師が相談内容をお聞きすると同時に、使用目的、使用場所、ご本人・ご家族の希望を十分うかがいます。
  2. 診断・評価:リハビリテーション医師、担当理学療法士などのスタッフ、臨床工学士、車椅子業者を交えて、診断・評価を行います。
    身体測定、マット評価(マットや診察台の上で理想的な座位姿勢を再現する検査)、座圧測定、座位機能の検査などを行います。場合によりレントゲン検査もします。
    マット評価座圧測定
  3. 車椅子、クッションなどの処方
    総合的に評価して、座り心地、実用性、身体の特性、移動能力、外観、介護性などを考えて、車椅子の処方を行います。それに基づき業者から「見積もり」を出してもらい、医師が「意見書」を書き、役所に提出します。支給に関する制度の利用には別途相談ください。
  4. 仮合わせ
    半完成品に座っていただき、仮合わせを行います。姿勢、座圧、上肢運動性、座り心地、介護性などをチェックし、修正を行います。
  5. 完成品のチェック
    完成品に座っていただき、最終的なチェックを行います。姿勢、座圧、上肢運動性、座り心地、介護性、外観などをチェックします。問題があればさらに修正を指示します。
  6. 経過観察(フォロー)
    使用後に不都合が生じた場合には、随時チェックを行います。

シーティング・クリニックを過去に受診された方々はどんな人たちですか?

 2002年(平成14年)から6年間に100名以上の方々が相談に来院されました。以下の表・グラフのように脳性麻痺の方々が多いのですが、脳卒中の方々の受診も増えています。

病名 人数
脳性麻痺(脳炎を含む) 63名
脊髄性疾患(脊髄損傷、二分脊椎など) 13名
脳卒中、脳挫傷 15名
筋疾患 3 名
足の切断 2 名
その他(脳疾患、整形外科疾患など) 9 名

グラフ

事例1:脳性麻痺の方です。座位保持装置付き車椅子の更新に来院。

  • 受診時
    シーティング・クリニック受診時:
    右に身体が傾き手も窮屈そうです
  • 完成
    新しい車椅子の完成:
    姿勢がよくなり手の機能も向上

事例2:両下肢の麻痺の子供さんで同年代の子供と同じ目線で動きたい。

事例2

立位での車椅子操作をするRABITTを処方しました。

事例3:脳性麻痺の子供さん。歩きたいとの強い希望がありました。

事例3

ハートウォーカーを装着して歩行が可能となりました。

事例4:脊髄損傷の大人の方です。臀部に褥瘡が出来ており、受診。

事例4

バルブが破損し、空気が抜けた状態で使用されており、臀部に褥瘡が発生していました。クッションを違うタイプのものに交換しました。

富山県リハビリテーション支援センター
こどもヒーリングギャラリー
ありがとうコーナー
富山県発達障害者支援センターほっぷ
高次脳機能障害支援センター