富山県リハビリテーション病院こども支援センター看護局

富山県リハビリテーション病院こども支援センター看護局

患者さんの一日

こども棟

主に18才以下の児童が生活しています。日中は隣接している高志支援学校や院内学級への登校、病棟内での保育・療育活動・リハビリなどを受けて過ごします。

朝食後に集会を行い日課やニュース、こどもたちの意見を聞く場を設けています。さあ、今日もこども棟の一日の始まりです。

6:00頃~ 起床・排泄・着替え
歯磨き、洗面
7:15頃~ 病棟 → 食堂
7:30頃~ 朝食
8:15 朝食後 → 朝集会1 朝集会2
8:30 登校準備 → 登校
12:10頃~ 昼食(支援学校通学児童は学校給食)
下校後 ・おやつ(15:00頃) ※入浴の日は、入浴後におやつになることもある。
・入浴 (週2~3回。その他適時シャワー浴や清拭を実施。)
病棟訓練など
余暇(自由時間)
※こども棟用のおもちゃ、テレビ、DVD、ゲーム、カラオケなどがあります。
こども会1 こども会2
17:00~ 自習時間(自分の部屋で学習したり、本を見たりして過ごします。)
17:45~ 食堂入り準備
18:00頃 夕食
19:00 余暇(自由時間)
※こども棟用のおもちゃ、テレビ、DVD、ゲームなどがあります。
20:50~ 就寝準備
21:00 消灯

こども棟の様子

(回復期病棟の一日)できるADL・しているADL・するADLのために

6:00 起床
7:30 朝食洗面
8:30 今日のスケジュール説明
リハビリへの出療
病棟での様子(看護師による更衣リハビリ歩行リハビリ入浴
12:00 昼食
洗面
リハビリへの出療
病棟での様子 (看護師による更衣リハビリ・歩行リハビリ・入浴)
月1回の病状説明
イベントあり(コンサート・卓球バレー・患者集会)
17:15 口腔体操
18:00 夕食・洗面
18:30 ナイトレクリエーションのびのび体操
21:00 消灯

朝の病棟からの景色

 6時起床です。
天気がよければ、立山連邦からのご来光を見ることができます。
田園のさわやかな風景・小鳥の鳴き声で一日が始まります。

食事

朝食は7時30分
昼食は12時
夕食は18時
 人気メニューは、舌でつぶせるように食形態を工夫したハンバーグです。
 温冷配膳車なので、温かいものは温かく・冷たいものは冷たくと、おいしい食事を提供しています。患者さんが安全に摂取いただける形態の食事を提供し、援助しています。

洗面

 食後の口腔ケアは、誤嚥性肺炎予防のためには大切なことです。毎食後、口腔ケアを行っています。
口腔ケアが習慣化されるよう指導しています。

更衣

 病衣から、リハビリしやすい服に着替えて一日を過ごします。
片麻痺などの障害で、一人で更衣ができなくなった方も、繰り返し練習することで再び習得できるように援助しています。

今日の予定の説明
体調チェック

 8時30分 一日の予定表を配ります。
体温・血圧を測定します。リハビリが安全にできるように、体調を確認しています。

看護師との歩行リハビリ

 リハビリで習得されたことが、日常でもできるように、看護師も歩行リハビリの援助をしています。

自主トレーニング

 各病棟に、自主トレーニング室があります。立山連邦が見える開放的な空間です。
 リハビリの合間を見て、自主トレーニングされる患者さんが多くおられます。

口腔体操

 嚥下障がいの患者さんも多く入院しています。安全に食事が摂取できるように、食事前に口腔体操をおこなっています。
ビデオを見ながら、体操をします。

入浴

 病棟には、一般浴室・特殊浴室・シャワー浴室があります。
患者さんにとって、入浴は心身共にリフレッシュする時間です。週2回以上、浴槽に入ることができるように取り組んでいます。

楽しいイベント

 回復期病棟合同レクリエーションや、病院企画の七夕・クリスマス会、ミニコンサートなどがあります。

のびのび体操

 片麻痺の患者さんも行えるように考えられた体操です。「1.2.3.」と大きく声を出して体操を行っています。
大きく体を動かすことで、体の緊張がほぐされます。

ナイトレクリエーションの様子

 夕食後に、ナイトレクリエーションを行ってます。患者さんの明るい笑顔に会えます。毎日内容を変え、患者さんにとって楽しい空間・時間になるよう工夫しています。
夜間の良眠にもつながります。

夜の病棟

 21時消灯です。明日のリハビリに向け充電時間です。