富山県リハビリテーション病院こども支援センター看護局

富山県リハビリテーション病院こども支援センター看護局

病棟紹介

3階病棟

 3階病棟50床を有する回復期リハビリテーション病棟です。入院患者様とそのご家族が住み慣れた地域でその人らしく生活できるようカンファレンスで話し合い、多職種が専門性を活かして支援しています。また、毎月1回職種毎にテーマを決めて、ミニレクチャーを行いお互いの専門分野の知識を深める学習の機会を作っています。他にも看護師による個別訓練、食前の嚥下体操やナイトレクレーション、集団起立訓練などを行いリハビリ時間以外もADLの向上につながる取り組みをしています。

3階病棟

4階病棟

 4階病棟は、主に脳血管疾患や骨折術後の患者様が入院される回復期リハビリテーション病棟です。患者様が一日でも早く住み慣れた場所で生活できるように、多職種が専門性を発揮してチーム医療に取り組み、患者様個々に合わせた支援を行っています。特にレクリエーションに力を入れており、夕食後のナイトレクリエーションは日替わりで内容を変えて実施し、患者様の楽しみにもなっています。また、生活リズムを整える効果や、患者様同士の交流が増えることでモチベーションアップの効果も出ています。患者様の笑顔が増えるのが実感でき、そのような患者様の変化がみることが私たち看護師のやりがいにもつながっています。

4階病棟

5階病棟

 5階病棟は整形外科・内科・リハビリテーション科の一般病棟です。整形外科チームと内科の2チームでそれぞれ専門性を発揮し、安全・安心な看護を実践しています。
 整形外科チームではクリニカルパスを使用し、手の手術や手足の骨折、人工関節挿入の看護を行っています。術後早期にリハビリを行い、退院できるようにケアしています。内科チームは、患者様の全身状態を整え、多職種スタッフと共同しながらご家族様とのコミュニケーションを大切にケアを実践しています。
 パートナーシップナーシングシステムや2交替ミックスを実施し、ワークライフバランスに取り組んでいます。

5階病棟

療養介護棟

 療養介護棟は平成30年度に、医療ケアが必要な障害がある方で常時介護が必要とする方を対象とし、療養介護サービス提供を目的に開設した病棟です。東側食堂は「ラウンジ立山」、西側デイルームを「あいの風ホール」と名付け、家庭をイメージした色調の病棟となっています。
 人工呼吸器を装着された方や、重度心身障がい者の方などが入所されており、医療ケア、日常生活上の介護を行っています。また、医師の指示に基づいた機能訓練や、音楽活動、創作活動、季節に合わせた行事の企画など、QOLを維持・向上を目的に日常生活支援を行っています。
 令和3年度からは、日帰りの短期入所(医療型)サービスも再開させ、在宅支援を行っています。

療養介護棟

こども棟

 こども棟は、52床を有し重度重複児棟と肢体不自由児棟をワンフロアーで運用しています。森の小道や動物のアートに囲まれ木のぬくもりを感じる空間、魚が泳ぐ浴室等子供らしい空間が広がっています。サテライトキッチンでは、子供の摂食状態に合わせた形態の食事を提供しています。呼吸・姿勢・栄養管理等医療ケアの必要な子供達が多く、多職種と連携し個々の発達段階・障害の程度に応じた支援をしています。また、日中一時預かり、短期入所等により在宅支援を行っています。

こども棟

外来

 入院中の患者さんが安心してリハビリテーションが受けられるよう、入院生活の説明や体調の相談、専門外来での診察の介助を行っています。

  1. 退院後の患者さんにはその人らしい生活が送れるよう支援しています。
  2. 地域の方の外来通院での治療や健康管理の支援を行っています。
  3. こどもの成長、発達に合わせた専門的治療の支援を行っています。

外来

中央材料室・手術室

 中央材料室は、適切な診療材料や滅菌物品を提供し、手術室は安全な手術を実践しています。
 手術は、整形外科、小児整形外科、脳神経外科が実施しています。整形外科では、手根管症候群、ばね指、肘部管症候群、骨折、関節置換術などです。小児整形外科では、筋解離術、股関節脱臼手術などが特徴的です。脳神経外科は、痙性麻痺の改善にITB療法を始めました。中央材料室・手術室は患者さんに安心と安全な手術を提供しています。

中央材料室・手術室