富山県リハビリテーション病院こども支援センター看護局

富山県リハビリテーション病院こども支援センター看護局

委員会活動

教育推進委員会

目的
  1. リハビリテーション病院・こども支援センターにおける専門性の高い看護を提供できる看護師・介護福祉士を育成する
  2. 質の高い看護を提供するための看護実践能力に優れた看護師を育成する
目標
  1. 新任看護職員が自主性を持ち、能力を充分発揮でき看護感を確立することができる
  2. 2~7年目看護師・介護福祉士がチームメンバーとして、必要な知識技術を習得し、チーム医療が実践できる
  3. 看護の専門性を高めるため、クリニカルラダーに沿って看護実践能力を養い、資質の向上を図る
  4. 専門性の高い看護を習得し看護師・介護福祉士としてのスキルアップができる
  5. 主任・副師長看護師がリハビリテーション病院の主軸となり、リハマインドを高め、看護の質向上に努めることができる
  6. 看護補助者としてチームの一員としての役割を理解し、必要な知識・技術技術を習得できる

継続教育

対象者 研修計画
入職2年~10年目研修 メンバーシップ研修
リーダーシップ研修
新任看護職員教育責任者研修 プリセプター・教育担当責任者研修
看護実践研修 呼吸器研修
輸液ポンプ研修
リハビリテーション看護研修
研修会後報告会
主任・副師長研修 管理研修
看護補助者・助手研修 感染対策・医療安全・倫理研修
全職員 eラーニング視聴 看護技術チェックコース
基礎習得コースA・B・C
看護共育コースA・B
中堅コースA・B・C
看護補助者コースA・B
新任看護職員研修

令和3年度年間新任看護職員研修計画(看護師)

看護安全委員会

 私たちは、看護職員が医療安全に関する意識を高め、安全行動ができるように活動しています。具体的な活動内容は、医療安全推進室と協働しながら「指差し呼称確認動作の推進」「与薬・配薬に関すること」「インシデント検討・危険予知トレーニング」の3つの枠組みで取り組んでいます。
 安全に内服薬のセットや注射の実施ができるように、マニュアルの修正や読もう月間を実施し、薬剤研修を行っています。そして、各部署で起きたインシデント事例を共有し、再発防止に取り組んでいます。

  • アンドロイド使用
    アンドロイド使用
  • ピクトグラム
    ピクトグラム
指差し呼称

 指差し呼称に力をいれています。指差し呼称は、旧国鉄職員が点検箇所を指差し「○○よし」と声に出す安全動作に習ったものです。私たちも「患者様の安全を守る看護師になる」という目的のために行っています。「確認」というタイミングで耳の所から目的のものに向かって、人差し指を振り落とします。正確な指差し呼称をするためにアンドロイド(パソコンで動作を解析)を使用して練習しています。
 安全な看護を提供するために、注射・配薬・食事の配膳などの際には間違えないように、名前をフルネームで確認しています。

看護基準・手順委員会

 安全・安心な看護、リハマインドにあふれる看護を提供するために、看護基準・手順の見直し・作成を行っています。各病棟オリジナルルールとならないよう、また正しい知識の確認のために「看護基準・手順読もう月間」を設けています。読もう月間では数人のグループを作り読み合わせを行い、現場の意見を反映させるために修正箇所や意見の集約もしています。
 また業務改善目的で看護業務量調査・分析を1回/年行っています。

読もう月間
読もう月間

看護記録委員会

 看護記録委員会では根拠(エビデンス)のある看護実践と記録の標準化を目指して活動しています。活動内容は①電子カルテを用いたNANDA-I看護診断、NIC・NOCを活用した看護過程に関する研修会②看護記録の形式・質の監査、③重症度、医療・看護必要度の研修会と評価テスト(年2回)、④電子カルテに合わせた看護記録マニュアルの修正を行っています。

看護倫理委員会

 看護倫理委員会では、看護職員が倫理的感性を身に着け、倫理的問題が解決できる手段を考え選択できるよう、倫理カンファレンスや研修会を開催したり、看護倫理に関するかわらばんを発行しています。
 人はみんな、自分らしく悔いのない生涯を送りたいと願うものですが、病院での入院生活は自分の価値観に沿わないこともあると考えます。私達は、患者さんの人権を守り、その人らしく生活できるように援助を行うことを第一に考え今後も活動をしています。

  • 看護倫理委員会のキャラクター
    看護倫理委員会のキャラクター
    「りんりん」です
  • 倫理委員会
    倫理研修
  • 倫理委員会
    倫理研修

看護研究委員会

 当院では臨床で看護師として働く中、感じたこと疑問に思ったことを解決すること、患者様の心身の苦痛を減らし、一日も早く社会復帰ができるような看護の実践につなげる目的で研究に取り組んでいます。看護研究は時間、労力がかかりますが、研究に取り組むメンバーが安心してスムーズに進めることが出来るようサポートしています。
 病棟研究では院内・学会発表に向けて院外講師の指導を受けながら実施しています。
 また入職2年目ケーススタディでは、病棟指導者と協力しながら、受け持ち患者様への看護の振り返りをまとめ、発表が出来るようサポートしています。
 一年間研究に取り組んだスタッフには大きな成長がみられ、研究委員としてもとてもやりがいを感じます。

2年目ケーススタディの発表会
2年目ケーススタディの発表会

院内サービス向上委員会

目 的:

 入院患者様のご家族、看護師、看護補助者の介護に関する知識を高め、患者様を対象とした癒しやリハビリ意欲向上を図ることを目的としています。

活動内容:

  1. ふれあい介護体験・家族教室の開催
     ふれあい看護体験は5月の看護の日記念イベントとして毎年開催し、患者様のご家族、学生、一般の方を対象に、認定看護師によるミニ講座や介護の体験講座を行っています。家族教室は、脳卒中や脊髄疾患を中心とした多職種による講座で、当委員会は①脳卒中や脊髄疾患の知識や管理方法について②介護体験指導(移動・移乗介助、オムツケア)を担当しています。※家族教室は、入院されている病棟で申し込みができます。
  2. 腰痛予防活動
     看護職員の腰痛や頚腕神経症予防のため、ノーリフト(押さない、引かない、持ち上げない、ねじらない、運ばない)の視点で、職場での介護用具(リフト、トランスファボード、スライディングシート)の活用推進と新任看護職員研修での指導、腰痛予防対策研修会を行っています。
  3. 介護・看護用具のアイデア作品に関すること
     看護部では、毎年各部署で介護・看護用具のアイデア作品を作製し、院内学術集会のコンテストに出展しています。当委員は、アイデア作品の作製から関わり、院内展示会、優秀な作品は県内の「福祉用具アイデアコンクール」に応募しています。
  4. 院内行事の開催
     院内の季節行事(七夕祭り、クリスマス会)やヒーリングコンサート等を企画開催しています。
  • ふれあい介護体験(公開講座)
    ふれあい介護体験(公開講座)
  • ふれあい介護体験(公開講座)
     
  • 七夕会
    七夕会