センター長からの挨拶

高次脳機能障害支援センターのホームページにようこそ。
平成19年(2007年)1月にセンターが開設され、これまで高次脳機能障害の方々やご家族の皆様から家庭での生活、復学、復職、新規就労などでの悩みや不安についてのご相談を受けてきました。

本当に高次脳機能障害なの?との疑問。
元の学校に戻れるのでしょうか?の悩み。
仕事をしているが、同僚との関係がうまくいかない、などの悩み。
自動車を運転してもいいのでしょうか?の悩み。
障害年金はもらえないのでしょうか?の心配。

これら以外の多くの疑問、悩みにお応えしてきました。私たちがお手伝いできることは、主に次のとおりです。

高次脳機能障害の正確な医学的診断・評価。
高次脳機能障害のリハビリの実施。
ご家族の悩みの相談を受けるピアカウンセリング。
学校、職場と連絡を取り合い、復学に向けての体制つくり。
就労支援機関への紹介と連携。
自宅や職場訪問などでの環境調整。
自動車運転シミュレーターなどを使った運転能力の評価と訓練。
障害者手帳や障害年金の取得のお手伝い。
県民一般の方、専門スタッフに向けた講習会、研修会の開催。
その他、それぞれの人に必要な支援は何かを考えながら、担当のコーディネーターを中心に支援プログラムの作成と実施を行っていきます。

より良い支援は私たちだけではできません。県内にある様々な施設、機関、そしてご家族さまとも手をつなぎ合って支援していきたいと思っています。どうか、お気軽にご相談に来てください。お待ちしています。

高次脳機能障害支援センター長
リハビリテーション科医師 影近 謙治