研究企画・リハビリ工学

研究企画課リハビリ工学科では『技術支援』、『研究開発』、『広報普及活動』の活動を行っています。

技術支援

技術支援とは福祉機器などの工学や工業技術を利用して患者さんやご家族の不便や不自由を減らしてよりよい生活や暮らしのお手伝いをすることです。
手が不自由でも専用のナースコールスイッチを使えば不便や不自由を減らすことができます。使う人の不自由やご家族の不便を少なくするための道具をたくさん開発して患者さんに使ってもらっています。
また退院に際してご自宅でも使える福祉機器の紹介や相談にも対応しています。

ロッド型ナースコールスイッチ

研究開発

不便や不自由は似ているようでも人それぞれ違います。
技術支援の仕事を進めるには、いろいろな技術や福祉機器が必要になります。よりよい技術支援のため改善や調査や研究開発を進めています。

この「Web文字盤」は誰でも無料ですぐ使えるコミュニケーションエイドとして開発を進めています。声や文字でのコミュニケーションが苦手な人を応援します。

広報普及活動

さらにこれらの活動の成果を、広く社会に知らせ活用してもらえるようにしなくてはいけません。
そこで各種講習会、ホームページを通じて普及活動を行っています。またこのような活動の将来を担う人材の育成にも力を入れています。

またこれらの活動を退院された患者さんや地域で生活する人たちのために、またこの人たちを地域で支援する人たちの活動を応援するために病院から地域へとより広げていきたいと考えています。

患者さんやご家族の不便や不自由を減らし、よりよい暮らしのお手伝いをする道具や方法について考え作ることを研究企画課、リハビリ工学科は目標にしています。