嚥下管理チーム

「食べる楽しみ」をチームで支える

嚥下管理チームは、加齢や病気等により摂食嚥下障害をきたした患者に、誤嚥性肺炎や窒息等のリスクを回避し食べる楽しみを支えることを目的に活動しています。
主な活動は

  1. 摂食嚥下リハを標準的に迅速に実施するためのシステム作り
  2. 摂食嚥下リハの質の向上を目的とした多職種での嚥下カンファレンス
  3. 摂食嚥下リハを実施するための口腔環境を整えることを目的とした口腔ケアラウンド

です。2019年度より「入院時摂食嚥下スクリーニング」を開始し、入院時に潜在的な摂食嚥下障害患者の発見にも努めています。

嚥下管理チーム

口腔ケア

「口腔ケア」とは、「お口の手入れ」のことです。口腔ケアを行うことでさまざまな効果が得られます。お口の中を清潔に保つことで、誤嚥性肺炎の発症を予防することができます。
また、お口の中を刺激することで脳の活性化につながります。そして、最大の目的は、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を高め、口腔から全身の健康維持をすることです。ご自分の口で食事を食べる、好きなことを話す、元気に笑うためには、健康なお口の状態が大切です。

当院では、歯科医師、歯科衛生士、看護師などさまざまな職種で患者様の口腔内を観察しています。そして、患者様に応じた口腔ケアの指導や治療、義歯の調整などを行っています。
これからも、多くの患者さんの笑顔を見ることができるよう努めていきたいと思います。

口腔ケア