一般内科全般のほか、下記の専門外来を開設しています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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循環器内科 | 午前 | - | - | - | 〇 | - |
午後 | - | - | - | - | - | |
糖尿病外来 | 午前 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - |
午後 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - | |
嚥下障害外来 (第2、4木曜午前) |
午前 | - | - | - | 〇 ※ |
- |
午後 | - | - | - | - | - | |
甲状腺外来 | 午前 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - |
午後 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - | |
腎臓・高血圧外来 | 午前 | 〇 | - | 〇 | 〇 | - |
午後 | 〇 | - | 〇 | 〇 | - | |
嚥下障害の診断・治療には特に力を入れており、ビデオによる透視検査(videofluorography)や内視鏡による検査(videoendoscopy、VE)を行い、客観的な診断・評価を行っています。経口摂取をすすめることが第一で、栄養科やリハビリ部(ST療法)と共同で訓練を行っています。もし経口摂取不能と考えられた場合は、経管栄養や胃瘻造設などを行っています。
循環器内科外来では、心エコー(経胸壁、経食道等)、負荷心電図、Holter心電図、CTなどを行って、循環器障害の専門的な診断、治療を行っています。
糖尿病外来では、専門的な立場からの糖尿病の診断・治療を行っています。糖尿病の合併症は重要ですので、特に足のケアに注目して診療を行っています。
全身性疾患(自己免疫疾患など内科疾患全般)に伴う神経合併症にも力を入れて診療を行っています。
腹部エコーや内視鏡検査など消化器内科全般の検査、甲状腺エコーなどの検査も行い、日常診療を行っており、一般健康診断も受けることが可能です。
外来診療日
外来診療日のページをご確認ください。
専門外来
医師紹介
木倉 敏彦 (きくら としひこ)
- 専門分野
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- 内科学
- 嚥下
- プロフィール(専門医資格等)
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- (社)日本リハビリテーション医学会臨床認定医、専門医
- (財)日本スポーツ協会公認スポーツドクター
- ICD(インフェクション・コントロールドクター)
- (財)日本障害者スポーツ協会 障害者スポーツ医
- (社)日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士
- (社)日本静脈経腸栄養学会認定医
- (社)日本臨床栄養代謝学会専門医、学術評議員
- 北陸の摂食嚥下ケアを支援する会会長
- 北陸PEG・在宅栄養研究会世話人
- 富山県NST研究会世話人
- 主な疾患と治療について
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「摂食・嚥下障害」とは、食事をちゃんと飲み込めずむせている人は、喉の障害と思われがちですが、実際は歯や舌の動きが悪い、認知症や意識障害があって食べようとしない、今の食事が本人に合っていない、悩みを抱えているなどが原因でも食べられなかったりします。
喉の麻痺が治らなくても、歯の治療や活気が出るような心理的アプローチ、筋トレや栄養管理などをして症状が軽減して一口でも食べられる可能性があるなら、治せる部分は治そうと思っています。
また、その人に必要であれば、説明に時間をかけた上で、胃ろうを造る場合もあります。当院では、嚥下管理チームや栄養サポートチームがあり、それぞれの職種が自分の専門領域で力を発揮しながら、嚥下の全体像を把握できるよう取り組んでいます。
- 診療にあたって、心がけていること
- リハビリ病院では、患者さんの今後の人生をリンクして考える必要があります。よくならない症状があっても、それをひっくるめて今後どうしていくか。
自分の専門領域でない問題については他の診療科の医師に相談しながら、主治医として患者さんの状態を全体的に把握し説明できることが大切です。
また、患者さんのことを知るために日頃のちょっとした会話が大事なので、忙しくても患者さんやご家族とはなるべく話すよう心掛けています。
臼田 里香 (うすだ りか)
- 専門分野
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- 内分泌・代謝領域(糖尿病、高脂血症、甲状腺・副腎・下垂体など内分泌疾患)
- プロフィール(専門医資格等)
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- 医学博士
- 日本内科学会 認定総合内科専門医、指導医
- 日本糖尿病学会 認定糖尿病専門医、指導医、全国学術評議員、中部支部小児糖尿病担当委員
- 日本小児思春期糖尿病学会 全国評議員
- 日本内分泌学会 認定内分泌代謝科専門医、指導医、全国評議員、男女共同参画推進委員(JES We Can)、北陸支部評議員
- 日本人間ドック学会 認定専門医
- 日本医師会 認定産業医
- 日本甲状腺学会 会員
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【県内活動】
富山県透析等発生予防協議会委員ならびにワーキング委員
富山県糖尿病協会常任理事
富山県糖尿病対策推進会議員ならびにワーキング委員
- 主な疾患と治療について
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生体は種々の作用を持つホルモンが調和して、生体の恒常性を維持しています。この機能が内分泌・代謝です。
これらの機能が異常をきたして発症する病気には糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、メタボリック症候群などの生活習慣を基盤とする代謝疾患、バセドウ病、甲状腺機能低下症、甲状腺腫瘍などの甲状腺疾患、先端巨大症や尿崩症などの下垂体疾患、副甲状腺疾患、クッシング症候群などの副腎疾患など内分泌疾患があります。
これらは症状がないまま慢性に進行しいつの間にか全身に障害をきたし、ついには心臓病や脳血管障害、重症感染症などの重症疾患発症のリスクとなります。超高齢社会の今、健康長寿のためにこれら内分泌・代謝疾患を早期に発見し適切な治療を提供することが極めて重要であり最新の医療情報をもとに的確な診断、適切な生活指導と個々の病態に合った薬物治療を行っています。
- 診療にあたって、心がけていること
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私は内分泌代謝科専門医、糖尿病専門医として約30年、急性期病院で多くの進行した内分泌・代謝疾患の方々の診療をしてきました。その経験の中で感じてきたことは合併症を伴ってからではない早期診断と早期治療の大切さです。
代謝疾患・内分泌疾患とも、直ちに生命予後に関わる病気ではありませんが、生涯にわたる治療が必要な場合も少なくはありません。
しかし、症状がない時期に病気を理解し治療や検査に前向きになることはとても難しく、説明や説得に応じていただけない事もあります。良い治療を提供するためには私自身日々最新情報を学び研鑽をつむこと、そして根気強く親身になってあらゆる努力を惜しまないことを心がけています。患者さんの生涯を見据え、関係する医療機関や施設、行政機関などと連携しながら最良の医療が提供できるように努力していきたいと思います。